
アーバンリード株式会社は、2次加工及び各種加飾加工の対応を承ります。
金属製品、プラスチック製品、その他の材質への加飾を施します。
加飾のみの対応、素材から加飾加工までの一貫対応が可能です。
金属・プラスチック製品への加飾
様々な金属、非金属製品、プラスチック製品、その他の材質の製品について、加飾加工を行っております。
製品の用途や目的、材質や形状によりいろんな加飾工法があり、提案させて頂きます。
加飾を施すことにより、高付加価値や意匠デザインが追加されます。
プラスチック塗装
プラスチック製品は、成形直後のままでは艶・質感に物足りなさがあったり、耐久性や意匠性に課題が残る場合があります。そこで有効なのがプラスチック塗装です。塗装を施すことで、見た目の美しさだけでなく、機能面でも大きなメリットを得られます。
プラスチック塗装の目的
- 美観向上:高級感のある光沢やマットな質感など、デザイン性を高めます。
- 耐久性強化:摩耗や傷に強くなり、長期使用に耐えられる製品に仕上げます。
- 耐候性・耐薬品性:紫外線や薬品に強い塗膜を形成し、劣化を防止します。
- 機能付与:静電気防止、滑り止め、指紋防止など、機能性を追加することも可能です。
主な塗装方法
- スピンドル塗装:大量生産に適した方法で、小型部品の塗装に広く利用。
- ロボット塗装:均一な仕上がりを実現し、複雑形状にも対応。
- ウレタン塗装:柔軟性と耐久性を兼ね備え、自動車部品や日用品に最適。
- UV塗装:短時間で硬化させるため、生産効率が高く、高い耐摩耗性を実現。
適用分野
家電製品・自動車部品・精密機器・雑貨・化粧品容器など、幅広い分野で利用されています。特に意匠性と機能性を両立したい製品に最適です。
スピンドル塗装・ロボット塗装
ウレタン塗装・UV塗装
プラスチック射出成形や樹脂切削などの素地から一貫して対応可能です。
パット印刷(タンポ印刷)
パット印刷(タンポ印刷)は、シリコン製のパッドを用いてインクを転写する印刷方法です。
凹凸のある形状や曲面にも対応できるため、立体物や複雑なデザインを持つ製品に幅広く利用されています。
通常の平面印刷が困難な部品にも適用可能で、プラスチック・金属・ガラス・革・皮など多様な素材に印刷できます。
パット印刷の特長
- 曲面や凹凸にも対応可能
丸みを帯びた製品や細かい凹凸部分にも精密に印刷可能。 - 小さな文字や精密デザインに強い
数mm単位のロゴやアイコンも鮮明に表現できます。 - 多様な素材に印刷可能
プラスチック、金属、ガラス、セラミック、革など幅広い対象に対応。 - コスト効率が高い
小ロットから量産まで柔軟に対応可能。初期コストを抑えつつ高品質な仕上がり。
主な用途
- 家電製品の操作パネルやボタン
- 自動車部品のスイッチ・ノブ類
- 医療機器や精密機器のアイコン表示
- ノベルティや雑貨へのロゴ印刷
- 化粧品容器や日用品への加飾
パット印刷(タンポ印刷)は、インクをシリコンパッドに転写し、パッドを被印刷物に押し付けて印刷する方式です。
平面、曲面。凹凸面への印刷が可能です。
素材はプラスチック以外にも金属や皮製品など様々な素材に使用できます。
家電製品・電子部品・スポーツ用品・ノベルティグッズ・雑貨・文具・医療機器など様々な用途の製品に使用されています。
シルク印刷(シルクスクリーン印刷)
シルク印刷(スクリーン印刷)は、細かい網目状のスクリーンを使い、インクを押し出して転写する印刷方法です。
インクの乗りが厚く、発色性や耐久性に優れているため、工業製品から日用品、広告物まで幅広く利用されています。
シルク印刷の特長
- 幅広い素材に対応
プラスチック、金属、ガラス、布、革、紙など、多様な素材に印刷可能。 - 高い耐久性
インク膜が厚いため、摩耗や屋外環境にも強く、長期間の使用に適しています。 - 鮮やかな発色
濃い色や鮮やかな色をしっかり表現可能。隠ぺい性も高く、下地の影響を受けにくい。 - 大面積・厚盛り印刷が可能
広い面積や立体的な表現にも適し、インパクトのある仕上がりを実現します。 - 特殊インク対応
蛍光インク、ラメ、蓄光、導電インクなど、多彩な表現や機能性を付与できます。
主な用途
- 家電製品のパネル表示やロゴ
- 自動車部品のスイッチ表示
- 工業部品の識別マーク
- 広告・販促用の看板やディスプレイ
- 布製品や革製品の加飾
シルク印刷(シルクスクリーン印刷)は、プラスチック製品、金属、布製品、革製品、紙など、幅広い素材に使用できる印刷技術です。
広範囲な印刷に最適です。
スクリーンと呼ばれる版板にインクを乗せ、素材に押し付けて印刷する方法です。
ホットスタンプ
ホットスタンプは、金属製の刻印版(版型)と熱・圧力を利用して、箔を製品表面に転写する加工方法です。
「箔押し」とも呼ばれ、高級感・高意匠性を付与できる加飾技術として幅広い分野で採用されています。
ホットスタンプの特長
- 高級感の演出
金・銀・メタリックカラーの箔を使用することで、上質で高級感のある仕上がりを実現。 - 多彩な表現
光沢・マット・ホログラム・パール調など、バリエーション豊かな表現が可能。 - 高い耐久性
印刷と比べてインクの劣化や剥がれが少なく、長期間美しい状態を保持。 - 立体的な仕上がり
凹凸をつけたエンボス加工と組み合わせることで、より存在感のある意匠に。 - 環境に優しい
インクを使用しないため、溶剤臭や乾燥工程が不要。環境配慮型の加工方法として注目されています。
主な用途
- 家電製品のロゴや装飾パーツ
- 自動車内装部品(エンブレム・スイッチ表示など)
- 化粧品容器・パッケージの装飾
- 文具・雑貨のロゴやアイコン
- 高級印刷物(名刺・パッケージ・カード類)
ホットスタンプは、「箔押し」を呼ばれ金属調のロゴ、文字、絵柄などのデザインを印刷することが出来ます。
メタリックな金箔・銀箔を印刷できますので、高級感を装飾することが可能です。
印刷箇所は平面や緩やかな局面、円筒に印刷可能です。
プラスチック製品、革製品、金属製品など、様々な材質に対応可能です。
蒸着(真空蒸着)
蒸着(真空蒸着)は、真空状態のチャンバー内で金属などの材料を加熱・蒸発させ、製品表面に薄膜として付着させる加工方法です。
金属調の光沢や特殊な表面処理を実現できるため、デザイン性と機能性を兼ね備えた加飾技術として幅広く採用されています。
蒸着の特長
- 高級感のある金属光沢
樹脂やガラスに金属調の光沢を付与し、高級感を演出。プラスチックを金属のように見せることが可能です。 - 軽量化・コストダウン
樹脂に金属風の外観を持たせることで、軽量かつ低コストで仕上げられます。 - 多彩なカラー表現
金・銀・クロム調だけでなく、チタンカラー・虹色・黒メッキ調など幅広い色合いが可能。 - 耐久性・耐食性の付与
薄膜ながら耐摩耗性や耐食性を持たせることができ、機能性を高められます。 - 環境対応
インクや薬品を使用せず、真空環境で成膜するため、環境に配慮した加工として注目されています。
主な用途
- 家電製品の外装部品や装飾パネル
- 自動車部品(エンブレム・ノブ・インテリアパーツなど)
- 化粧品容器や雑貨の加飾
- 光学部品(反射鏡・センサー用部材)
- ディスプレイ・パッケージ
真空蒸着法は、真空中で金属や金属酸化物などの材料を加熱蒸発させて、蒸気をプラスチックや金属、ガラスなどの製品の表面に薄膜状に付着・堆積させて形成する技術です。
各種メッキ・アルマイトなど
メッキは、金属表面に薄い金属層を被覆する表面処理技術で、装飾性・耐食性・機能性を高めることができます。
アルマイトは、アルミニウムの表面を人工的に酸化させて形成する皮膜処理で、耐食性・耐摩耗性・絶縁性を向上させる加工方法です。
どちらも「素材の強化」と「見た目の美しさ」を両立できる表面処理として、幅広い分野で採用されています。
メッキの特長と種類
- ニッケルメッキ:耐食性・耐摩耗性に優れ、下地処理や装飾用途に幅広く使用。
- クロムメッキ:美しい光沢と高い硬度を持ち、自動車部品や装飾部品に最適。
- 金・銀メッキ:高級感と導電性を兼ね備え、アクセサリーや電子部品に利用。
- 亜鉛メッキ:防錆効果が高く、工業部品や屋外用途で広く採用。
アルマイトの特長
- 耐食性・耐摩耗性:自然酸化皮膜の数倍以上の耐久性を実現。
- 装飾性:染色加工により、シルバー・ブラック・レッド・ブルーなど多彩なカラー表現が可能。
- 絶縁性:アルミの導電性を抑え、電気絶縁が必要な部品にも最適。
- 軽量部品への適用:アルミ素材の軽量性を活かしながら表面強化が可能。
主な用途
- 自動車・バイク部品(外装・内装の装飾や耐久部品)
- 家電・電子機器の筐体や装飾パネル
- 建築金物や屋外設備部材
- 光学機器や精密機器の部品
- アクセサリーや雑貨の装飾
メッキをはじめ、様々な表面処理に対応可能です。
ニッケルメッキ・クロムメッキ・銅メッキ・亜鉛メッキ・すずメッキ・金メッキ・銀メッキなど。
プラスチック製品、金属部品の製作からメッキ等の表面処理まで一貫して対応可能です。